善悪に関して書いてみましたが、じゃあ正義とは善なのか、ルールを守るのが善なのか、
そういった2元論なお話は個人個人でテキトーにカタをつけてください。
法を学習するにあたって、これから色々な所で出てくる言葉があります。
善意、悪意 という言葉です。
ごくシンプルな中身です、善意とは知らないこと、悪意とは知っていることを指します。
例えば、ジャイアンはのび太という人物に悪意です。
イメージは掴みやすいですね。映画版ドラえもんを除いて、ジャイアンがのび太に悪人なのは見れば分かります。
ただし見方を変えますと、ジャイアンは、のび太があやとりが得意という事実に関して善意です。
ジャイアンがのび太に善人!?そうではなく、ジャイアンはのび太があやとりが得意なことを知らないのです。
考えるな、感じろ
善悪なんて大層な名称を使っていますが、善か悪かの概念の問題ではなく、単に言葉の意味ですね。
これは簿記を知っている方なら、「借方」「貸方」に通じるものがあると思います。実際貸し借りしてるのではなく、左側右側に名前を付けているだけのお話です。
のび太がジャイアンの事に対してドラえもんに泣きついたら、大抵はドラえもんが助けてくれますが、
(実際は叱咤することも多いですが)、
じゃあ現実にドラえもんとは法律なのか、ドラえもんは法律を破って平気なのか、その辺を考えるのはまた今度にして、
のび太が立ち向かう方法を考えていきましょう。
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